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日本語による概論講義

次の科目の授業は日本語で行われ、受講者は少なくとも日本語検定試験2級または同等のレベルに到達していなければならない。

留学生センター

1. 地球社会 I (秋学期開講;2単位; 週1回; 担当コーディネーター:秋山豊(AKIYAMA Yutaka))

遠く離れた場所で起きたできごとや自分がまったく知らないできごとが距離・時間の隔たりなく人々の生活、健康などに影響をあたえるようになった。さ らに貿易、資本、情報の流れにおける国境だけでなく、考え方や規範、価値観といった面でも国境の存在が薄らいできた。このような空間の縮小、時間の短縮、 国境の消滅ははたして一つの地球村の形成につながるのであろうか。その可能性はあなたが何者であるかによるのかもしれない。国家、経済、人々が盛んに行き 交う時代、いわゆるグローバリゼーションは世界を一つにするのか、あるいはバラバラにしてしまうのか。グローバリゼーションがもたらす正負の側面を概観す る。

2. 地球社会II (春学期開講;2単位; 週1回; 担当コーディネーター:秋山豊(AKIYAMA Yutaka))

グローバリゼーションは開かれた社会・経済を推進し、商品、思想、知識は縦横無尽に世界を駆け抜ける。さらに、ネットワーク社会の出現は人権やアイ デンティティー意識の高揚をもたらしている。しかしながら、グローバリゼーションの行く末を案ずる声も大きくなってきている。その恩恵を手にする者は極端 に少なく、その半面、リスクは等しく高い。内在する脆弱性は貧困層のみならず、富裕層をも脅かす。途方もない金持ちが現れる一方、貧困、排除、不平等と いった問題は依然と未解決のままである。腐敗は蔓延し、開放経済の将来も懸念される。今、私たちは重大な危機状況にあると言えよう。グローバリゼーション をめぐる賛否両論を紹介するなかで、「地球社会」の在るべき姿を受講生とともに考えていきたい。

3. 日本文化論入門 I (秋学期開講;2単位; 週1回; 担当コーディネーター: 浮葉正親(UKIBA Masachika))

この講義では、家族、学校という現代の日本社会を理解するうえで重要な二つのトピックを取り上げ、そこに見られる日本人の<癖(くせ)>を考える。 日本文化と社会の特徴が議論され、学生の出身国における特殊な状況と比較する。

4. 日本文化論入門 II (春学期開講;2単位; 週1回; 担当コーディネーター: 浮葉正親(UKIBA Masachika))

日本人にとって、韓国は「似ている」ようでどこかが「違う」、ちょっと気になる国である。この講義では、日本人が韓国の社会や文化のどこに違和感や 共感を抱くのかを吟味し、韓国という<鏡>に映った日本人の自画像を議論していく。韓国を比較の対象とすることで、日本を東アジア文化圏のなかに位置付け る、広い視野を獲得するのがこの授業のねらいである。

5. 日本語学入門I (秋学期開 講; 2単位; 週1時間;  担当コーディネーター 李澤熊(LEE Tack Ung))

本講義では、日本語教育で主に問題となる文法項目を取り上げ、整理・検討することによって、基礎的な文法知識を身につけることを目標とする。取り上 げる内容は品詞、人称、ヴォイス、テンスとアスペクトなどである。毎回、簡単な課題を取り上げ、みんなで考える時間を設ける。そのため、受講者の積極的な 参加が要求される。

6. 日本語学入門 II (春学期開講; 2単位; 週1時間;  担当コーディネーター 李澤熊(LEE Tack Ung))

前半の講義では、日本教育で主に問題となる文法項目を取り上げ、整理・検討することによって、基礎的な文法知識を身につけることを目指す。後半の講 義では、日本語教育の基礎知識を身につけることを目標とする。日本語教育の現状を概観し、コース・デザイン、教材、4 技能の指導法などを紹介する予定である。毎回、簡単な課題を取り上げ、みなで考える時間を設ける。そのため、受講者の積極的な参加が要求される。

7. 言語学入門 I (秋学期開講; 2単位; 週1時間;  担当コーディネーター; 籾山 洋介(MOMIYAMA Yosuke))

この講義は、主に日本語を例として、言語学の基本的な知識と考え方を身につけることを狙いとする。取り上げるテーマは、人間の言語の基本的な特徴、 意味論、社会言語学、言語類型論などである。言語学の予備的な知識は必要としない。

8. 言語学入門 II (春学期開講; 2単位; 週1時間;  担当コーディネーター; 籾山 洋介(MOMIYAMA Yosuke))

言語学の一分野である意味論について学ぶ。意味研究の重要性、言語の意味に対する考え方、意味分析の資料などの基本的な事柄について理解したうえ で、特に現代日本語を素材として、類義表現・多義表現などの分析方法を学び、自ら分析できるようになることを目指す。認知意味論の基本的な考え方について も解説する。

文学部

1.日本語・日本文化入門(秋学期開 講;2単位;週1回; 担当コーディネーター: 斉藤文俊(SAITO Fumitoshi))

本講義の目標は、日本語と日本文化に対する学生の関心と理解を高めることにある。講義は主に、日本語の書き方(漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ 字)について紹介する。通常授業からクラス・ディスカッション、レポート、グループ発表など、種々の授業形態で行う。

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